Q.外部の板張りで、気を付けなければならないことはありますか?
外部にあるものなので、天候による色褪せや腐食に気を付けなければいけません。
塗装などの定期的なメンテナンスが必要です。
Q.無垢の床のメンテナンス方法は、どういった内容ですか?
一般的には、年1回ほど塗装が必要といわれています。ただし、メンテナンスをしなくとも材質的には問題はありません。
塗装などを行うと、経年の色変化やムラが目立ちにくくなり、撥水性が復活するといわれます。
無垢材の種類やグレードにより金額差があるため、一概にはお伝えできません。
例外はありますが、硬くて色の濃い木材は高くなる傾向にあります。
メリットは、温かみのある木の質感や、身体に触れた時の心地の良さ、調湿効果などです。年々変化する風合いなども楽しんでいただけます。
デメリットは、秋や冬など空気が乾燥する時期は、すき間が出来る事があります。合板のフローリングに比べると価格が高いものが多いです。木の種類にもよりますが、汚れや傷が付きやすい事もあります。
また床暖房対応の無垢床は価格が高くなる為、採用しにくくなります。
Q.1番いい断熱材は何ですか?(使用している断熱材)
メリット・デメリットも、それぞれの素材であるので1番という答えは難しいですが、スタイリアハウスでは発泡ウレタンフォームを採用しています。
専門業者による現場施工のため、施工ムラが少なく、隙間が少なく施工可能である事から気密性を確保しやすい為、採用しています。
スタイリアハウスでは、塗り壁、ガルバリウム鋼板を標準で採用しています。
他にはサイディング、タイル、板張りなどが存在しています。
建物の外壁に使用する外壁材の一種です。一般的には窯業系や金属製のものをさすことが多いです。
※窯業系とは…粘土やケイ砂、石灰岩などから、ガラスやセメントなどの非金属原料を高熱処理する過程で窯を使うものです。
Q.サイディングのメリット・デメリットは何ですか?
メリットは、工事費用が安く、耐水性や耐天候性に優れている事です。工場生産なので品質が安定しています。
デメリットは、つなぎ目を埋めるシーリングが日あたりや、雨に濡れて、経年で硬化し、ヒビ割れする点。そしてサイディングボードが反る可能性もあり、ランニングコストが掛かりやすい点です。
※シーリング…気密性や防水性を守るために施工される、隙間を埋める目地材の総称です。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛を主に使用した金属板の一種です。
よく使われている外装材の一つで、20年以上にわたり、錆を防ぐ材質です。
Q.ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットは何ですか?
メリットは、金属の中でも総合力の高い材質・デザイン性に優れている点です。また施工性が高く、ランニングコストが比較的かかりにくい素材でもあります。
デメリットは、遮音性が低い事、また凹凸があるためにクモの巣がつくられやすい、潮風に弱いなどがあげられます。
Q.ガルバリウムの下地は、どのようになっていますか?
ガルバリウムの下地には通気層を作っており、それが施工時の下地となります。
※通気層・・・建物の耐久性の低下につながる内部結露などを防ぐために、壁内部の湿気や熱気を外部へ排出するために壁内部に設けられた空気層のことです。
土壁や漆喰、モルタル等、左官材料を塗って仕上げた壁のことです。
スタイリアハウスの塗り壁の素材はSTO(シュトー)を採用しています。
世界でのシェア率が高い塗り壁材でもあり、自己洗浄能力で撥水効果があり、汚れがつきにくい素材でもあります。
メリットは、カラーバリエーションが多いことです。
またつなぎ目がなく美しく、継ぎ目材であるシーリングなどのメンテナンスが不要です。コテむらの自由度も高いので、質感など仕上がりにこだわることができます。
※シーリング…気密性や防水性を守るために施工される、隙間を埋める目地材の総称です。
デメリットは、はっきり濃い色を作ることが難しく、サイディングと比べるとコストが高い事です。
塗り壁の下地は、モルタル下地を採用しています。
メッシュやラス網などを用いた下地で、通気に適している工法と言われています。下地を何重にも重ねる事で、仕上げの塗り壁の施工後もひび割れしづらい工法になっています。
どれくらいの黒さ、赤さを希望されるかにもよります。STOのカラーバリエーションの中から選ぶ事はできますが、カラーによっては費用の差が発生する事があります。
また、STOの特徴である撥水効果の成分が白っぽい色味のため、濃いカラーは制約が生じる可能性があります。
Q.塗り壁のカラーでブラック・ホワイト・グレーなどのカラーは10年後・20年後に変色しますか?
ブラックは色あせにより白っぽくなり、ホワイトは汚れでくすんで黒っぽくなり、グレーは濃淡にもよりますが色あせにより白っぽくなる傾向にあります。
コケや汚れは付きますが、塗り壁だけではなく外壁材全般にいえます。
住宅の建築場所や周りの環境によりその状態は異なります。